2008年6月26日木曜日

シンポジウム「韓国・新たな市民メディア文化の創造」行いました

 6月24日(火)午後6時半より、市民メディアセンターオープン記念シンポジウム「韓国・新たな市民メディア文化の創造」~李明博政権に「アウト」を突きつける市民たち~が開催されました。このシンポジウムは、G8市民メディアセンター札幌実行委員会と北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院との共催で、市民メディアセンターの開設準備がすすむ北海道大学クラーク会館大集会室でおこなわれました。
 パネリストの玄武岩(ひょん・むあん)氏(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院)が最初に、韓国での米国産牛肉の輸入条件緩和に対する市民の怒りによって李明博(イミョンバク)政権が直面する危機について、市民の抗議行動がどのようにインターネット上で展開したかをたどり新たなトレンドを紹介するとともに、保守系新聞の論調の変化を分析して提示しました。続いて、この日韓国から来日したパク・ドヨン氏(メディア文化行動)が、韓国で続いている大規模なろうそく集会の様子やメディアを駆使した活動ぶりを写真で紹介しながら報告しました。