2008年3月6日木曜日

3月16日「越境する市民メディア~札幌から世界へ市民が発信する」シンポジウム開催



来る3月16日(日)、G8市民メディアセンター札幌準備会は、「越境する市民メディア~札幌から世界へ市民が発信する」と題してシンポジウムを開催いたします。

本シンポジウムでは、各分野で活躍されているパネリストに、北海道のおける市民メディアの現状や課題、市民による国際的な情報発信拠点としての市民メディアセンターの意義、さらに、北海道の地域市民メディアの活性化に及ぼす影響などについて、お話しいただきます。

7月の北海道洞爺湖G8サミットに向けて、G8市民メディアセンター開設の準備がはじまりました。
なぜ市民メディアセンターを“準備”するのか。
その目的は、この市民メディアセンターをたんに一時的な存在として終わらせるのではなく、恒常的な地域市民メディアの活性化につなげていくことにあります。
それだけにとどまらず、市民メディアセンターは、地域の再生化、東アジアをはじめとする国際社会との問題の共有化を実現する可能を秘めているともいえます。

こうした意識に基づき、市民メディアを通して、北海道という“地域”から “世界”へとつながっていく地域メディアのあり方やG8市民メディアセンターの価値を、多様な視点から探っていきたいと考えております。

第1部では、日本社会における市民メディアの特長や現状、地域問題と市民メディアのかかわり、市民メディアセンター開設に向けた札幌の取り組みなどについて講演します。

第2部は、第1部の問題提起をふまえ、ドイツG8サミットや香港のWTOでの事例報告や韓国の市民メディアなど、より具体的な話から、G8市民メディアセンター設立の重要性を明確にしていきます。

今回のシンポジウムは、G8市民メディアセンターをご理解いいただく絶好の機会になると思われます。多くの市民にご紹介いただけましたら幸いです。
また、ご多忙とは存じますが、ぜひとも足をお運びくださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。