2008年6月15日日曜日

6月24日オープン記念シンポジウム開催します

市民メディアセンターオープン記念シンポジウム
「韓国・新たな市民メディア文化の創造」
~李明博政権に「アウト」を突きつける市民たち~


 「実利(実用)主義」を掲げて2月に発足した李明博(イミョンバク)政権が早くも政治的危機に直面している。米国産牛肉の輸入についてこれまでの輸入条件を撤廃した拙速な合意に市民の怒りは爆発し、大規模なろうそく集会が連日のように行われている。李明博政権の「危機」の本質はBSE(牛海綿状脳症)のリスクにではなく、新自由主義的「改革」を強行する李明博政権が掲げてきた「実利主義」にあるといえるが、「日韓新時代」を盛り上げた日本のメディアではあまり伝わってこない。
 市民の抗議行動は、民主化抗争を彷彿する激しいものであるが、一方では非暴力で新しいコミュニケーションによる市民参加の形態をもって進められている。本シンポジウムでは、李明博政権における権力のメディア統制と、保守系新聞の偏向報道から分析し、「牛肉政局」のなかで花咲いた「デジタル市民ジャーナリズム」という新たなトレンドや、「実利」という名の新自由主義に対抗する直接民主主義の試みについて紹介する。

●日  時:2008年6月24日(火) 18時30分~20時30分(18:00開場)
●会  場:市民メディアセンター北海道大学
●アクセス:北大クラーク会館3F(正門より徒歩5分)
●入  場:無料
●主  催:G8市民メディアセンター札幌実行委員会
 共  催:北海道大学大学院 メディア・コミュニケーション研究院
<パネリスト>
玄武岩(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院)
パク・ドヨン(韓国、メディア文化行動)

お問い合わせ先
G8市民メディアセンター札幌実行委員会
http://imc-sapporo.blogspot.com/
E-mail info@cmcsapporo.org